俳句

2023年上半期自選十句

発表が2023年1月~6月までの中でいいでしょうか? Twitterでみなさんされてたので十句選んでみました。 選んでいただいた句の中からですが。 氷蹴るおいていきたくなくて蹴る 春雨のリズムかぽかぽ割る卵 てふてふは春の塊よりほぐれ てふてふのゆく山折りに…

伊月庵通信2年

投句をはじめてちょうど2年なので、選んでいただいた句をまとめてみました。 色の歳時記 ジェラートつんとして黄檗色の魔法 紅下黒割つてひかりの獅子頭 ストーブぽぽぽ萱草色にまろむ頬 夕月夜似紫をくりぬいて 牧閉す風は無尽なる鳶色 鶸色の傷口に触る秋…

1年間のまとめ

この1年くらいで選んでいただいた句を並べてみました。 俳句ポスト365 水仙の群れてさみしい渡船場 山眠る三号棟のリノリウム ひなまつり生糸のやうな髪を編み 百千鳥あさのひかりを変換す 影きゅっと細くする鳥あたたかし 薔薇あかくあふるるやうにひらか…